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高級すき焼き店から、贅沢おうちシチューや甘味まで。多様なハレの日を彩る「人形町今半」のおいしさ


高級すき焼き店から、贅沢おうちシチューや甘味まで。多様なハレの日を彩る「人形町今半」のおいしさ


明治時代の牛鍋屋を起源に持ち、昭和27年に浅草今半から暖簾分けされて誕生した「人形町今半」。伝統を守りながらも進化を続け、すき焼きをはじめとする多彩な料理や商品を通じて、人々の“ハレの日”を彩ってきました。

今回はそんな「人形町今半」を取材。おいしさへの飽くなきこだわり、高品質な商品開発を目指す想い、そしてご家庭でも手軽に老舗の味を楽しめる商品をご紹介します。


 

牛鍋からすき焼きへ
受け継がれる今半の精神

明治28年(1895年)、東京・本所吾妻橋に「牛鍋屋」として創業した今半。今回ご紹介する人形町今半のほかにも、浅草今半や代々木今半など、現在「今半」の屋号を掲げる企業は複数存在します。

屋号の由来は、牛肉の仕入れ先だった“今里村(現・東京芝白金)”の「今」、創業者の一人・半太郎の名から「半」のに文字をとったといわれています。かつては「今半御殿」とも称される豪華な店舗で、黄金の鍋で牛鍋を提供するなど、庶民の憧れの存在でもありました。
やがて関東大震災や東京大空襲による店舗の焼失を経て、時代の流れとともに「牛鍋」は「すき焼き」へと進化します。

人形町今半は昭和27年に浅草今半から「今半人形町支店」として誕生、昭和31年に独立。1軒の飲食店から始まり、お客様の期待にこたえ続けることで事業を拡大し、以来70年以上にわたって多くの人に親しまれてきました。

人形町今半ロゴ

▲人形町今半のロゴ

人形町今半では、ただの高級店にとどまらない「お客様第一」の精神のもと、人々の「ハレの日」を素晴らしいものにするべく、おいしさやサービスを徹底的に磨き上げ、新たな価値を生み出しています。

すき焼きイメージ

▲時代とともに庶民の味から高級路線へ進化していったすき焼き

今半飲食業態イメージ

▲老舗としてのおいしさや感動を守りながら、徹底した顧客目線に立って上質な時間を提供します

 

外食・精肉・惣菜
顧客目線で全方位展開

人形町今半の事業は、すき焼きを中心とした飲食店にとどまりません。精肉・惣菜・加工食品といった各分野に幅広く展開しています。

主要の飲食部門では、「人形町今半」の他に、ステーキ専門店「喜扇亭」、しゃぶしゃぶの「たか福」、洋食の「芳味亭」など、6つのブランドを展開。用途やシーンに合わせて選べる多彩な店舗構成が魅力です。

人形町今半 横浜髙島屋店

▲人形町今半 横浜髙島屋店

高島屋など百貨店を中心に展開する精肉店では、厳しい目利きで選んだ牛肉を販売しています。デパ地下でお肉の量り売りといったら人形町今半、という方も多いのではないでしょうか。

人形町今半 人形町本店

▲人形町今半 人形町本店

人形町本店に併設の精肉店

▲人形町本店の建物内には精肉店も併設されています

一方で、お弁当・お惣菜事業も大きな柱。一般消費者への販売はもちろん、企業向けの仕出し弁当やテレビ番組のケータリングなどBtoBでも高い需要を誇り、東京都江東区と愛知県知立市に自社の製造センターを構えています。

 

人形町今半の味を
食卓に届ける

人形町今半のグローサリー事業は、1975年発売の「すき焼割下」から本格的にスタートしました。今ではすき焼きのタレといえば、ビンに入った商品が一般的ですが、発売時はなんと缶詰。手軽で扱いやすい缶詰は、当時多く利用されていたそうです。

その後、缶からビンへと容器の主流が移り変わるなかで、より家庭の食卓になじむスタイルへと進化。1985年には、しゃぶしゃぶ用のポン酢とごまだれを、翌1986年には焼肉たれやステーキソース、現在ではレトルト商品や甘味なども続々とラインナップに加わり、取扱商品を拡充していきました。

キノエネ醤油株式会社(千葉県野田市)

▲すき焼きの割下の製造を委託しているキノエネ醤油株式会社(千葉県野田市)。ビン入りの割下を発売した当時からずっと同社が製造し続けています

その後も中身の味はもちろん、パッケージのデザインや実用性まで改善を重ね、今では 普段使いからギフトまで、さまざまなシーンで人形町今半のおいしさを楽しむことができます。

人形町今半では、ひとつの商品を企画してから世に出るまで、およそ2年以上の時間をかけています。妥協せず試作を繰り返し、最終的には役員や部門長らの厳しい審査を経て、ようやく製品化に至ります。

すき焼きの名店としての味を、より多くの人へ。人形町今半のグローサリー商品は、老舗の味を手軽に家庭で楽しめる形として進化を重ね、今もなお多くの食卓を豊かに彩っています。

 

肉の旨みを引き出した
黒毛和牛ビーフシチュー

黒毛和牛専門店としての誇りを詰め込んだレトルト商品「黒毛和牛ビーフシチュー」は、人形町今半の加工食品の代表作。もともとはギフト用詰め合わせの一部でしたが、単品での人気が高まり、販売が本格化しました。

「人形町今半 黒毛和牛ビーフシチュー」パッケージ

▲「人形町今半 黒毛和牛ビーフシチュー」のパッケージ。ロゴの背景に金色をあしらい、高級感たっぷり

黒毛和牛ビーフシチュー パッケージ開封

▲調理簡単なレトルトタイプ。電子レンジまたは湯せんで温めれば完成です

使用するのは厳選された黒毛和牛のすね肉。赤ワインで丁寧に煮込み、ほろほろとした食感と深い旨味を引き出しています。
具材にはヤングコーン、人参、マッシュルームといった素材を使い、それぞれの形を崩さないよう、具材の袋詰めはすべて手作業。1つ1つ丁寧に仕上げることで、家庭ではなかなか味わえない贅沢な一皿が完成します。

黒毛和牛ビーフシチュー盛り付け

▲素材から溶け出した甘みを感じる、まろやかで上質な味わい。とても満足感のある一品です

黒毛和牛ビーフシチュー実食

▲具材の和牛すね肉も野菜もゴロッと大ぶりで、食べ応えたっぷり

レトルトとは思えない本格的な仕上がりに、「さすが今半」とうならされる商品です。

 

人形町今半らしさを感じる
揚げ麩の入ったあんみつ

人形町今半が初めて手がけた和スイーツ、それが「あんみつ」です。
取引先から「高付加価値の和甘味にニーズがある」との声を受けたのが、企画のきっかけだったそうです。人形町今半らしさを表現するために原料から製法までこだわり、製造元と二人三脚で試作・調整を重ねて開発が進みました。

「人形町今半 あんみつ」パッケージ

▲「人形町今半 あんみつ」のパッケージ。老舗の伝統を感じさせるデザインです

あんみつパッケージ開封

▲中には寒天・フルーツ・小豆あん・黒蜜・揚げ麩が入っています

特徴は、飲食店のすき焼きに使用される揚げ麩を、あんみつの具材として取り入れている点。揚げ麩は昆布茶仕立てでほんのり塩味が効いており、沖縄県産黒糖のみを使用した黒みつの甘さとのバランスも絶妙です。

フルーツにはパインと黄桃を使用し、寒天や小豆あんとともに風味豊かに仕上げられています。

揚げ麩

▲あんみつに欠かせない塩味として、すき焼きに使われる揚げ麩を昆布茶仕立てにして使用します

あんみつ盛り付け

▲中身をすべて盛り付ければ、彩り豊かなあんみつの完成

あんみつ実食

▲コクがありながらも甘みをおさえた上品な仕上がり。サクッと軽い揚げ麩は、食感のアクセントにもなっています

見た目にも美しく、蓋を開けた瞬間の高揚感は、ちょっと“特別な日”にふさわしい一品です。

 

目指すは世界一のすき焼き
和牛の価値を高める取り組み

人形町今半が掲げるビジョンは「世界一のすき焼き」を実現すること。単なるスローガンではなく、すべての社員が共有し、実際の業務にも反映されています。

飲食店などで提供される牛肉の仕入れに関しては、東京食肉市場で一頭一頭をチェックし、銘柄や格付けよりも「おいしさ」で判断。脂の質や肉のキメ、脂と肉のバランスなど、プロの目利きで見極めた黒毛和牛の雌牛のみを仕入れ、最良の状態で提供しています。

目利きによる仕入れの様子

▲社内でも限られた人しか務められない「目利き」。年間約2,500頭分の牛肉を仕入れているそう

黒毛和牛イメージ

▲仕入れ後には担当者が実際に食して、独自にランク付け。「味」「香り」「コク」を重視しています

牛肉の生産者とも積極的に交流し、情報交換を行っています。生産者をリスペクトして、牛肉を適正な価格で仕入れ・流通させることで、和牛の価値を高めるよう取り組んでいるのです。

生産者に大切に飼育されている黒毛和牛

▲人形町今半にとって、優れた和牛は事業の要。社内では敬意を込めて「牛さん」と呼ぶ文化があるそうです

「おいしさ」と「お客様第一」の精神のもと、マニュアルにとらわれない“おもてなしの心”を重視し、伝統を守りながらも変化を恐れず、人形町今半はこれからも時代に即した挑戦を続けています。

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