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マルハニチロの原料と鮮度へのこだわり。本物志向の缶詰「月花さば」と「釧路のいわし」


マルハニチロの原料と鮮度へのこだわり。本物志向の缶詰「月花さば」と「釧路のいわし」


前回の記事では、マルハニチロの歴史や企業としての取り組み、そして看板商品「あけぼのさけ」をご紹介しました。

今回はJAPAN-BRAND FUNを運営するSAVE FUN取扱商品の中で最も売れている「月花さば」シリーズと、マルハニチロの担当者さんがイチオシする「釧路のいわし」シリーズをピックアップ。原料にも製法にもこだわった、ハイレベルなおいしさの秘密をご紹介します。


半世紀以上も愛され続ける
プレミアム缶詰「月花」

まずは「月花」ブランドについて。
こだわりのプレミアムな缶詰シリーズとしておなじみの「月花」が誕生したのは、昭和30年代のこと。もともとは日本の産業を代表して外貨を獲得するため、日本製品の品質の高さをアピールするために、海外への輸出向けの製品として誕生しました。

そのサバの水煮缶は、品質の等級を表す呼称「フラワー・ムーン」をブランド名として、ヨーロッパや東南アジアに輸出されました。

やがて「フラワー・ムーン」は国内需要の高まりを受けて、「月花」と和訳された名称で国内でも販売を開始。以来、「月花」は半世紀以上にわたって愛されるロングセラーブランドとなっています。

月花さば3種

▲写真左:「月花さばみそ煮」、写真中:「月花さば水煮」、写真右:「月花さば煮付」。それぞれ200g入り

月花ブランドロゴ

▲「月花」ブランドマーク。品質にこだわったプレミアム缶詰の証です

原料となるサバは、青森県から福島県あたりにかけての三陸沖で獲れたものを中心に使用。秋から冬にかけての旬の時期に水揚げされた中から、魚体約350g以上の大きなサバを厳選しています。

サバは日本各地で獲れますが、特に脂がのっていて缶詰に適したものを追求した結果、三陸産にたどり着いたとのこと。仕入れは現地の目利きのできる原料担当者さんが、東北の漁港を中心に競りで落としています。

鯖の水揚げの様子1

鯖の水揚げの様子2

▲サバの水揚げの様子 ※マルハニチロ提供

缶詰への加工は、マルハニチロ北日本の青森工場にて行われます。国内最大級の生産能力を持ち、長い歴史で培われたノウハウの詰まった工場です。

ヒレや頭、しっぽ、内臓などを除去したら、輪切りにカットして、すぐに缶に詰められます。これらの工程は機械化が進んでいますが、ディテールの部分は熟練した人の手作業が欠かせません。

月花さば製造風景1

▲サイズを選別してカット。中身の分量は最終的に人の手で調整します ※マルハニチロ提供

原料と調味料が入った缶は、空気を抜き、巻き締めて密封されます。蒸気釜で加熱殺菌すればできあがりです。ちなみに缶詰は空気に触れない状態で殺菌されるため、保存料を使わなくても長期保存ができます。

月花さば製造風景2

▲蒸気窯で加熱殺菌します ※マルハニチロ提供

月花さば製造風景3

▲異物が入っていないかチェックしたら完成です ※マルハニチロ提供

 

脂がのった大型サバ
ボリュームと旨みを堪能

「月花さば」シリーズには「月花さば水煮」「月花さば煮付」「月花さばみそ煮」の3つがあります。

フタを開けてまず印象的なのはボリューム感。大ぶりのサバの切り身が入っていて食べ応え満点です。

それぞれ素材のおいしさを活かすためなのか、味付けはシンプル。それゆえに、やわらかくしっとりとした食感と、脂がのったサバ本来の旨みが感じられます。骨も入っていますが、やわらかく煮込まれているのでそのまま食べられます。

月花さば水煮

▲シンプルに塩のみで仕上げた「月花さば水煮」

月花さば煮付

▲丸大豆醤油を使って煮込んだ「月花さば煮付」

月花さばみそ煮

▲信州味噌で煮込んだ「月花さばみそ煮」

これ単体でメインディッシュとしても成立しますし、おつまみにもぴったり。いろいろアレンジして楽しむのも面白いでしょう。

サバ缶は近年、その健康パワーにも注目が集まっています。身をカットしてそのまま缶に詰めているので、DHA、EPA、カルシウムといった栄養素をまるごと摂取できます。料理に使う際は煮汁まで使うと、旨みや栄養素を余すことなく活用できます。

月花さば盛り付け

▲脂がのったサバのおいしさを楽しめる、品質・ボリュームともに満足度の高い逸品です

「月花さば」アレンジ例

▲おいしくて栄養たっぷりの「月花さば」を使って、自分流のアレンジレシピを試してみてください ※マルハニチロ提供

 

工場の目の前で水揚げ
鮮度抜群の「釧路のいわし」

続いてご紹介するのは、「釧路のいわし」シリーズ。
最初は首都圏限定で販売していましたが、味が良く好評だったそうで、そこから全国展開をスタートさせた商品です。

健康ブームを追い風として「サバ缶の次に来る」と注目されているのがイワシ缶です。サバと同じくDHAやEPAが豊富に含まれているイワシは、とても栄養価の高い食品です。

釧路のいわし3種

▲写真左:「釧路のいわし味噌煮」、写真中:「釧路のいわし水煮」、写真右:「釧路のいわし味付」。それぞれ150g入り

原料となるイワシは8月から11月ごろが旬。複数の漁船で大きな網を張る“まき網漁法”で獲ります。「釧路のいわし」シリーズは北海道で水揚げされた、新鮮で脂がのったイワシだけを使用しています。釧路のイワシはブランド魚としても知られ、質が高いのが特徴です。

ちなみに一般的なイワシの缶詰は、調理の過程で蒸して脂を落としていることがほとんど。そうしないと、劣化の早いイワシはすぐ生臭くなってしまうからです。

一方でマルハニチロの「釧路のいわし」は、イワシを蒸さずに缶詰にしています。素材の栄養も旨みも逃げずにたっぷり詰まっているのです。DHA、EPAは脂に多く含まれているので、健康志向の方にもぴったりです。

蒸さない製法を可能にしているのが、恵まれたロケーション。マルハニチロ釧路工場は釧路港の目の前にあり、水揚げされたイワシをその日のうちに加工することができます。

釧路のいわし製造風景

▲イワシ水揚げの様子と、釧路工場での製造の様子 ※マルハニチロ提供

 

新鮮だから臭みを抑えて
イワシ本来の味を楽しめる

「釧路のいわし」シリーズは「釧路のいわし水煮」「釧路のいわし味噌煮」「釧路のいわし味付」の3つのラインナップ展開です。

釧路のいわし水煮

▲シンプルに塩のみで仕上げた「釧路のいわし水煮」

釧路のいわし味噌煮

▲家庭的なみそ煮の味に仕上げた「釧路のいわし味噌煮」

釧路のいわし味付

▲醤油ベースで甘辛い味に仕上げた「釧路のいわし味付」

鮮度を保ったまま脂を落とさずに缶詰にするので、とてもやわらかくて食べやすいのが、「釧路のいわし」の魅力。特に驚きなのは、イワシ加工品に特有の臭みが抑えられていること。「あのニオイが苦手…」なんていう方も、ぜひお試しいただきたいです。

まずはそのまま食べて、素材の質の良さを楽しむのがおすすめ。「月花さば」と同じくアレンジ自在なので、イワシ本来のおいしさを堪能したあとは、和洋中を問わずさまざまな料理にチャレンジしてみてください。

釧路のいわし盛り付け

▲食べやすいサイズにカットされた身がたっぷり。鮮度の良いイワシのおいしさを実感できます

「釧路のいわし」アレンジ例

▲「釧路のいわし」アレンジ例 ※マルハニチロ提供

 

時代が変わっても
海の恵みを届け続ける

「月花さば」も「釧路のいわし」も、一番人気なのはシンプルな水煮です。そのまま食べてもいいし、アレンジのバリエーションも多彩な水煮は、ご家庭で使いやすいのが魅力です。

その一方で、近年では家飲みや時短料理への需要の高まりとともに、水煮以外の缶詰の売上も伸長しています。缶を開けてすぐに家庭的な味わいを楽しめる味噌煮などは、忙しい現代人の強い味方です。

缶詰集合

▲ラインナップ豊富なマルハニチロの缶詰。日持ちもするので、いざという時のストック用にもおすすめです

マーケットの話でいえば、海産物を取り巻く環境も年々変わってきています。気候変動などの外的要因によって、漁獲量は浮き沈みが激しくなっているのが現状です。マルハニチロでは、安定的に海の恵みを供給できる商品開発や環境づくりにも取り組んでいます。

食のニーズの多様化に応え、漁獲量が変動する中でもたくさんの選択肢を提供してくれるマルハニチロの缶詰。さまざまなシーンで、その便利さとおいしさを体感してみてください。

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